紫外線の体への被害

メラニン色素はふつう、新陳代謝によってはがれ落ちますが、紫外線を大量に浴びるなどの刺激によってメラニンの生成が日焼け後にも続いてしまってできるのがシミやソバカスです。
またメラニンの生成が少ない場合、紫外線の影響は細胞まで到達してDNAにキズをつけてしまいます。人は60兆個の細胞からできていますが、夏の正午に1時間紫外線を浴びると、その1個の細胞の遺伝子に100万個の傷ができます。

通常は細胞自身の力で元に戻せるのですが、ときにはうまく治せないことがあり、細胞に突然変異が生じます。この積み重なりによって起こるのが皮膚ガンです。
昔は日光浴をすると丈夫になると信じられていましたが、実は紫外線が体の免疫機能を司る細胞にダメージを与え、免疫力を低下させることがわかってきました。丈夫になるどころか体の抵抗力が弱くなる可能性があるのです。

免疫機能が低下すると体調を崩したり風邪を引きやすくなったり口のまわりにヘルペスなどの症状が出やすくなります。しかし規則正しい昼型生活も肝心。日光を避けて生活するのではなく、紫外線から体を守り、健康的に過ごしましょう。